実験委員会 第20回実験内容



実験名称 空気中へのガスの流入と濃度変化
実験目的  空気で満たされた閉所へ、空気と比重の異なるガスが流入すると、それぞれどのように混合・拡散あるいは滞留していくかをガスの流れを可視化することにより確認し、保安教育・現場作業に役立てる。
実験年月日 予備実験:平成26年5月31日、平成27年7月29日、9月17日
本 実験:平成26年12月6日、平成27年2月7日、3月14日、6月13日
       10月13日、10月24日、平成28年2月13日
実験場所 大和熔材株式会社 富田林工場
実験担当事業所 ダイキン工業(株)
(株)ネリキ
(株)ダンテック
大陽日酸(株)
大和熔材(株)
岩谷産業(株)
ガス保安検査(株)
(株)フジキン
エア・ウォーター(株)
(株)ニヤクコーポレーション
新コスモス電機(株)
昭和電工ガスプロダクツ(株)
エアウォーター炭酸(株)
日鉄住金機工(株)
イビデンケミカル(株)
資材提供事業所 大和熔材(株)
(株)ダンテック
新コスモス電機(株)
エア・ウォーター(株)
結果、その他
 空気の入った立方体透明容器(50p角アクリル製)の容器に「煙」及び「酸素濃度計測」により可視化したガスを入れ、どのように混合、・拡散・流動・滞留するかを確認した。
1.空気より軽いガスを下から入れ、上から抜くと混合され全域同じような濃度で酸素が低下して行く。(効率的な置換)
2.空気より軽いガスを真中から入れ、上から抜くと中断から上は混ざり合いほぼ同じ濃度で低下するのに対し、下部は濃度変化があまりなく、次第に2相を形成する。
3.空気より軽いガスを上から入れ、下から抜くと上部で2相に分かれ、界面が次第に下部に下がっていく。(効率的な置換)
4.空気より重いガスを下から入れ、上から抜くと下部で2相に分かれ、界面が次第に上部に上がって行く。(効率的な置換)
5.空気より重いガスを真中からいれ、下から抜くと中断から下は混ざり合いほぼ同じ濃度で低下するのに対し、上部は濃度変化があまりなく、次第に2相を形成する。
6.空気より重いガスを上から入れ、下から抜くと混合され全域同じような濃度で酸素が低下して行く。(効率的な混合)
掲  載
安全ニュース
高圧ガス安全ニュース 中間報告 269(平成28年1月10日発行)
高圧ガス安全ニュース 271(平成29年1月10日発行)
備  考  


戻る